静寂の街【イムディーナ】Mdinaの歴史と行き方まずまとめ【マルタ共和国】
マルタで一番好きな場所は?と聞かれたら、”Mdina”と答えています。
(カタカナでイムディーナって書くとなんっかダサイから、Mdinaだけはいつもアルファベットを使っております。)
夜景マニアの私は、この少しづつ暗くなっていくこの時間のこの場所が、だいすきです♡
行き方
Mdinaへは、sliemaやst.julian、私の住んでいるpembrokeからは202番のバス、rabbat行きに乗車して終点で降ります。rabbatというのは、Mdinaのすぐ隣、というか、周りの街のこと。そちらもすごく魅力的な街なので、あとで書きたいとおもってます٩( ‘ω’ )و
気をつけなきゃいけないのは、202のバスは1時間に1本。私は5回くらい行っていまのところ特に困ったことはないけど、夏場の混んでる時期にはバスに人がいっぱいで乗車拒否されることも多い路線みたい。なるべく始発のsliema近くで乗った方が得策かとおもいます。
そして帰りの202番のバス、土日は21時が最終、平日は22時が最終って書いてあるにも関わらず、22時来なかったとかはよくある話です。気をつけましょう٩( ‘ω’ )و(気をつけようがないんですけどもね。)
Mdinaについて
15世紀頃、オスマントルコがマルタに攻めてくることがわかり、首都を内陸部にあったこのMdinaから、現在のスリーシティーズへと移動することになりました。それと同時に多くの人々は首都の近くへ移住してしまい、この街が静寂の街、と呼ばれるようになります。現在は、100世帯ほどの人々がMdinaの城壁の内側に住んでいるそうです。
1693年の大きな地震により、Mdinaの多くの部分は壊れましたが、その後騎士団によって修復されたと聞いています。だから、Mdinaの歴史、ずっと古いはずなのにところどころにさりげなく騎士団の面影やお家やお墓があるんだね(´・ω・`)(後述)
Mdinaの魅力
Mdinaは、街全体が城壁に囲まれていて、日本の城のようにお堀があります。名古屋城を思い出して、懐かしいとおもうのかもしれません(´・ω・`)
rabbatのバス停からは看板が出ていて、正門まで容易にたどり着けるとおもいます。日によっては、こんなふうに正門前に門番さんがいたり
こんな祭典やってる日なんかもあります。
たぶんこの日は結婚式があったんだとおもう・:*+.\(( °ω° ))/.:+
お馬さんおとなしくしてます(´・ω・`)
ちなみに正門入ってすぐ右手のこの建物なに!ってかんじですが、その昔の騎士団長の家だったそうです。入って左手は動植物博物館になっていて、相当しょぼいので入る価値なしです。
昼間は門が開いていて、入るとこんなかんじ。夜はここで、パーティしてることもあります。
博物館の方は、こんな剥製たちに会いたい方は、ぜひ。
さて、正門を入ってまーっすぐ。突き当たるけど更にまっすぐ行くと、さっきの景色に出会えます。
サマータイムだから、だいたいいま6月はじめの日の入りは20時20分くらい。
ちなみに、Mdinaへの入り口はあと2つ、ぜんぶで3つあります。
この電車みたいな観光の車がrabbat周りをうろうろしてるんだけど、これを走らせるために門を作ったとのこと。
Mdina大聖堂
なんといっても一番に目を惹くのは、正門入ってまっすぐ、大きな広場にあるこの大聖堂ではないでしょうか。
この大聖堂の歴史は古くて、西暦60年頃難波しこの地に上陸したキリストの使徒聖パウロが、当時の島の長であったプーブリウスの父のひどい病を治しました。そのため聖パウロ大聖堂とも呼ばれ、プーブリウスの家があったこの場所に、大聖堂が建てられたと言われています。
地震の後、完成したのは1702年の10月だそうです。そのために聖ヨハネ教会にもみられますが、その当時流行っていたバロック式の教会にかえてしまったのでしょう。中はフレスコ画や大理石でできた騎士団の暮石でキラキラに飾り付けられています。
ちなみに最近まで、入るのにお金取ってなかったって噂ですが
はい。ちゃっかり5€です。すぐ隣のミュージアムにも行けます。
基本的にどこの教会でも、ミサをしている日はお金がかからずにちらっとなら教会は覗くことができちゃいます。
貴重な教会なので、まあまたすごい暇な日に行ってきます。マルタ共和国には教会が365個あって、さすがに全部行くのはむりなので、教会に関しては諦めました。あんまり興味ないし(´・ω・`)バレッタの、聖ヨハネ教会だけクリアすればマルタの教会はOKなんじゃないですか?笑
Mdinaのレストランと、周りの街rabaatについてはまた、別にまとめたいとおもいます٩( ‘ω’ )و

atsumi

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